【声優の仕事】アフレコ収録時の持ち物は?声優に必要なもの一覧【必需品】

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むんまる

こんにちは、むんまるです

声優には、収録時に必要となる持ち物がいくつかあります。

どれも声優として仕事をする上で欠かせないものばかりです。

声優が普段どんな持ち物を持ってスタジオへ行くのか、本記事を読んで参考にしていただければと思います。

目次

収録時の持ち物

収録当時、スタジオへ持っていく主な持ち物はこちらです。

持ち物一覧
  • 携帯電話
  • 台本
  • 筆記用具
  • 片耳イヤホン(吹替えなど、原音がある作品のみ)
  • ウエストポーチ/ポシェット
  • リップクリーム
  • 目薬
  • 点鼻薬
  • のど飴
  • マスク
  • ハンカチ
  • ティッシュ
  • 飲み物
  • 軽食
  • 厚底靴(背が低い人のみ)

人によっては要らないものもあるかと思いますが、個人的に『持っていった方が良い』『持っていると安心だ』と思うものをピックアップしました。

携帯電話

携帯電話は普段から持ち歩いている人が多いと思うので、忘れる人は少ないかとは思いますが、これも必需品の一つです。

収録時の携帯電話の役割
  • 事務所への連絡
  • 入り時間や地図等の確認

特に、スタジオ到着時・終了時の事務所への連絡は必要不可欠なので、携帯を忘れると事務所への印象が悪くなります。

充電器も併せて持っておくと安心!

「いざ事務所に連絡しようとしたらスマホの充電がない…!」なんてことにならないためにも、充電器も一緒にカバンに入れておくと安心です。

カフェなどのコンセント差込口がある場所に立ち寄った際に、充電もできるタイプが便利です。

むんまる

私もこれと同じタイプのものを常に持ち歩いています

台本

言わずもがなですが、台本は絶対に忘れないようにしましょう

雨や水滴などで濡れないよう、専用のケースや透明ファイルに入れてからバッグにしまうと良いでしょう。

むんまる

忘れたら切腹ものです(震)

もし忘れてしまったら仕事にならないので、家を出たあと、一度は確認する癖を付けましょう。

台本の表紙を隠せるカバーがあるとセキュリティ的にも安心

基本的に、情報流出の懸念があるので、セキュリティを守るためにも台本は外出先では開かないほうが無難です。

ただ、確認したい事柄がある場合にちらっと台本を見たいときもあり、そんな時に台本の表紙が隠れるカバーを被せておくと安心です。

むんまる

私はこのタイプのブックカバーに好きな雑誌の切り抜きなどを入れて、台本の表紙を隠していました

台本の中身はもちろん、表紙にも『作品タイトル』や『収録日』、『収録スタジオ』などの機密情報が記載されており、外部に流出したらセキュリティ上の大問題に繋がります。

契約書にセキュリティについての署名をすることも多く、情報流出は業界内での最大のタブーとなっているため、台本等の取り扱いには細心の注意を払いましょう。

筆記用具

ボールペン

契約書などを書くことがあるので、消えないボールペン(黒)を1本持っておくと良いでしょう。

4色フリクション

台本に書き込む用の色付きペンも持っていると良いでしょう。

『自分の書き込み』『ディレクションによる指示』『その他』など、色ごとに区別できるのが便利です。

個人的にめちゃくちゃおすすめなのが、4色フリクションです。

フリクションは契約書などの正式な書類には使用できませんが、色を変えられるし間違えたら消せるしで、とても重宝します。

片耳イヤホン(吹替えなど、原音がある作品のみ)

原音がある作品の場合、原音を聴きながら収録します。

その際、スタジオに備え付けのヘッドホンを使っても構いませんが、ヘッドホンの場合『サイズが合わない』『頭を動かすとずれてしまう』などのデメリットもあります。

自分専用の片耳イヤホンを持っていけば、付け替えて使用することができます。

通常の両耳イヤホンではなく、片耳イヤホンを用意しましょう。

原音を聴きながらの収録の場合、片方の耳にイヤホンを装着し、片方の耳は自分や相手の声を聴くために空けておきます。

両耳イヤホンを使用すると、外している方のイヤホンから音が漏れてしまい、マイクに拾われてしまう可能性があります。

片耳イヤホンなら、その心配はありません。

むんまる

収録時はなるべく余計なことに気を取られないようにするのが大事です

むんまるおすすめの片耳イヤホン

カナル型で耳にフィットしやすく、私はこれが一番使いやすかったです。

そしてなんといっても一個あたり400円前後と、かなり安い

万が一の故障や断線の場合に備えて、予備でもう一つバッグに忍ばせておくと良いでしょう。

むんまる

イヤホンの接触不良がよく起きると噂の某スタジオでも、『このイヤホンなら相性が良い』という噂もありました。笑

ウエストポーチ/ポシェット

原音がある作品の場合、ミキサー室から飛ばされるFMラジオの電波を利用して原音を聴きながら収録します。

その際、声優陣は各自、スタジオに用意されている受信機を持つことになります。

主な受信機のタイプ
  • 首からぶら下げるタイプ
  • クリップを服のどこかに引っ掛けるタイプ

基本的には両手には台本とペンを持って収録に臨みます。

首からぶら下げるのが苦手な人や、クリップを付ける場所がない服・受信機を入れるポケットがない服を着ている場合などには、受信機を入れられるウエストポーチやポシェットなどがあると便利です。

むんまる

台本とペンに加えて受信機を手で持つことは、ノイズの発生にも繋がるため、あまりおすすめしません

ポーチ選びも慎重に

ファスナー同士がぶつかるなどで、ポーチからノイズが発生してしまうこともあります。

【チャックが少ない】【ファスナーが短い】など、あまり音が発生しないものを選びましょう。

リップクリーム

声優は喋ることが仕事です。(当たり前ですが)

そのため、常に口回りのケアは欠かせません。

円滑に喋るためにも、リップクリームで唇を潤しておくことも大事なのです。

むんまる

乾燥防止&保湿ができるものが良いでしょう

目薬

収録の際は、台本と画面を交互に見ながら台詞を喋ります

目が乾燥してしまい上手く焦点が合わないと、台詞のタイミングを逃してしまうことにも繋がりかねません。

むんまる

うるうるの瞳で収録に臨みましょう

点鼻薬

風邪を引いていなくても、乾燥などにより鼻が詰まることがあります。

そんなときのためにバッグに点鼻薬を忍ばせておくと安心です。

点鼻薬で使うことで鼻が通るようになり、声も出しやすくなります

むんまる

鼻声だと声の印象も変わってしまい、仕事になりません

のど飴

冬は特に乾燥によって喉が渇くことがよくあります。

また、多忙により睡眠不足のまま現場に向かう場合など、体調の変化はもろに喉に現れます

そんなときに重宝するのが、のど飴です。

喉に異変を感じたら、収録前などに舐めておくと良いでしょう

むんまる

個包装になっているものが持ち運びしやすくてオススメです

マスク

医療ものの作品などでは、マスクをするシーンがよく出てきます。

画面の役がマスクをしていたら、基本的に声優もマスクをして収録することが多いです。

収録後の加工でそれっぽくすることもできなくはありませんが、なるべく作業の手間を省くため、『声優側でできることは最初からやる』というスタンスです。

むんまる

一般的な不織布タイプのマスクを常備しておくと良いでしょう

ハンカチ

マスクと同様ですが、画面の役が、布越しで喋っていたり口に何かを詰めていたりするシーンがある場合に、ハンカチがあると役立ちます。

厚手のもの、薄手のもの両方持っていると便利です。

むんまる

悪役に捕らえられた被害者の役でよく使いますね…

ティッシュ

マスク・ハンカチと同様にマイク前に立つ際に使えるほか、鼻をかむなどの日常動作でも使用できます。

鼻炎のためか、常に箱ティッシュを持ち歩いている人もいます。

むんまる

箱とまでいかなくても、ポケットティッシュが一つあると安心ですね

飲み物

口内を乾燥させないようにするためにも、収録時に飲み物は必須です。

ブース内で溢してしまわないよう、蓋の付いているものが良いでしょう。

中身は、基本的には自分の好みで選んで構いませんが、『水』が一番無難です。

リップノイズを避けるためにリンゴジュース(ストレート果汁100%)を持っていく人や、眠気覚ましにコーヒーなどを飲む人、お茶やエナジードリンクなど、さまざまです。

むんまる

初仕事の日は、緊張もあってか500mlの水を半日で3本飲み干しました

リンゴジュースは必ずストレート果汁100%で!

同じリンゴジュースと言えど、濃縮還元のものだと効果はあまりありません。

リップノイズ低減のためにリンゴジュースを飲む場合は、必ずストレート果汁100%のものを選びましょう

軽食

収録中にお腹の音が鳴り、それをマイクが拾ってしまって収録が中断する、なんてことも起こります

そんなことにならないためにも、軽くつまめる食事を用意しておくと良いでしょう。

むんまるおすすめの軽食
  • パン
  • 固形の栄養機能食品(プロテインバーなど)
  • ゼリー飲料

パン

さっとつまめて口にしやすく、一時的におなかも膨れるため、収録時にお腹が鳴りそうなときには重宝します。

コンビニなどで手に入れやすく、持ち運ぶのに軽いのも良いですね。

固形の栄養機能食品(プロテインバーなど)

こちらもパンと同様、さっとつまめて、かつお腹に溜まりやすいのでおすすめです。

むんまる

栄養も摂れて一石二鳥!?

個人的にはカロリーメイトがおすすめ

ゼリー飲料

パンや固形のものだと喉が渇いてしまいますが、ゼリー飲料ならお腹も膨れて喉もあまり乾きません。

蓋がついているため、ブース内で口にできるのも良い点ですね。

むんまる

その時に欲しい栄養素によって味が選べるのも魅力!

厚底靴(背が低い人のみ)

ブースに設置されているマイクは、一緒に収録する声優全員が共同で使います

そのため、背の高い人も低い人も、同じ高さのマイクを使うことになります。

背の高い人は、膝を曲げるなどで低いマイクにも対応できますが、背の低い人は、どうしても届かない場合が出てきます。

また、背伸びをすることで姿勢が不安定になり、思うように声が出せないということも起こりえます。

背の低い人は、収録用に厚底の靴を用意しておくと良いでしょう。

むんまる

厚底の靴を用意する目安は、身長150cm以下の人です

スタジオによっては土足禁止のところもあるので、外履き用とは別で持参することをおすすめします。

つま先部分から高さのある靴がおすすめ

厚底靴は、ヒール部分のみが高くなっているものよりも、つま先部分から高さのあるものがおすすめです。

つま先立ち状態になってしまい、体勢が不安定になるのを避けるためです。

その他

上記で挙げたもの以外にも、作品内で自分の役が実際に口にしているものなどは、なるべく同じように持っていくと良いでしょう。

物を使った収録例

画面上の役収録時の声優
歯磨きをしながら喋る 歯ブラシを口に含んで動かしながら喋る
ポテトチップスを食べながら喋る ポテトチップスを食べながら喋る
ストローで何かを飲む ストロー付きの飲料を啜る

自分が必要だと思うものは、基本、スタジオへ持っていく癖を付けましょう

ディレクションの際に『物は不要』と言われたら、なしでやれば良いだけの話です。

むんまる

物がなくても口だけで表現できるような練習もしておきましょう

よくある質問

何を持っていけばいいのか分かりません

ひとまず、上記を全部持っていきましょう。備えあれば憂いなしです。

収録に慣れていくと、自分に必要なものや量がだんだん分かってきます。

飲み物を買い忘れてしまいました

スタジオには、自動販売機が置いてあることが多いです。

飲み物を忘れてしまっても、おそらくスタジオ内で入手できるでしょう。(好みの飲料があるかは別)

ただ、まれに自販機がないスタジオもあるので、注意しましょう。

まとめ

以上、収録時の声優の主な持ち物でした。

全部持っていくとなると、かなり大きな荷物になります…。

そもそも台本がB5やA4サイズのものが多いので、大きめのバッグを持って収録に来る人が多い印象です。

私も初期のころは、何が要るのかわからず、山にでも登るかのような大きいリュックを背負って収録に行っていました。(笑)

むんまる

とりあえず全部持っていけ精神でしたね

収録に慣れていくと自分に必要な持ち物が分かってきて、取捨選択できるようになってくると思います。

ぜひ、本記事を参考にして、収録時の持ち物を選んでいただければ幸いです。

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